Webディレクションの話。
Adventarの記事です。
WEBディレクター、という仕事ができる前にこういうお仕事を始めて、パソコンの大先生的なポジションから電化製品ならなんでも面倒見られるんでしょ、的なことから色々やりました。
ところで。
ディレクターという仕事の性質上、若い人(主に20代とか)が多いのだけれども、そういう人たちを見ていて、気になることをいくつか。
歴だけ長いばばあの戯言だと思ってください。
■人に伝わるように話をしようよ
もちろん、新しいことや詳しいことを知っていることは非常に大事だけれども、話す相手がそこまでのリテラシーもってるかどうかが問題であって。
我々の仕事っていうのは、お客さんが何をしたいのかを汲み取って、お客さんがやりたいことをコーダーさんだったり、デザイナーさんだったり、システムさんだったりに伝えるだけ的なところがあるわけだから、我々の話ってのは基本必要ないということに気がつこうよ。
そういう話は社内で仲良しとやってればいいんじゃん?
■相手のことを考えようよ
相手も人間だし、体調もあったり、プライベートもあったりするわけだし。
能力の差もあったりするわけで。あなたの言っていることが間違っているわけではないと思うんだけれども、そんな言い方したら相手は気持ちよく聞こえないんじゃない?と思うことがある。
相手に自分の言うことを結果的に聞かせたいのであれば、こちらの表現を考えるべきだし、相手がその言うことを聞いて実現できるかどうかをよーく考えてから口に出すべきだと思う。
■誰でもできる仕事だからこそ
品質チェックとか、ソースチェックに関しては誰にでも~というわけにはいかないけども、進行業務とかの方ね。これは、「教えれば」誰にでもできる仕事だと思う。
だから若い人がどんどん入ってくるし、どんどん辞めていってしまう仕事何だと思うんだけれども、若い人は当然、キャリアを積んだ人はもっと、「教えてもらった仕事」だけではなくて、「自分だからできる仕事」を身に着けていかないと生き残って行けないと思う。
これはどんな仕事でもそうだと思うんだけども、会社員だから、という考えで会社に対してふられた仕事だけをしている限り、誰かに取って代わられる存在にしかならないから、自分は自分の営業であるという認識でヒアリング能力上げたり、プレゼン能力上げたりしていかないと、本当に歳取った時に仕事なくなっちゃうと思う。
■カラダ壊すまで働いたらダメよ
システム関係の人にも多いけど、ディレクター系も多い、メンタル系の病気。風邪とかももちろんそうなんだけど、人に迷惑かけるから、病んだら休まないとダメよ。
上に書いたことと矛盾はするんだけど、自分じゃなきゃ動かないような仕事だったら、それは失敗してるプロジェクトになるから、ADに任せる部分を増やすとか、SEに対応させることができるようになるとか、自分だけで情報抱え込まないとか、健康なときから対応はしておかないと、自分で自分のクビ締めることになる。
これは、実体験。
■結局客商売だからさ
上にもちょっと買いたけれども、電話の対応だったり、メールの内容、ドキュメントの作りについても、気を使って自分も営業ポジションにいるということを自覚したほうがいいと思うよ。
いかに、お客さんに「いい気分」になってもらうか、ということに帰結点を置いておけば、次のプロジェクトも発注は来ると思うし、他の仕事も来る。
もっと書きたいことはあるけども。それはまたの機会に。